WORKGROUP環境でアラート機能のスクリプト実行がされない
WORKGROUP環境では、Active Directoryの仕組みを利用するスクリプト(例:アカウント無効化)は動作しません。
一方で、マシンのシャットダウンやログオフといった操作は可能です。なお、これらが正常に動作するためには、以下の条件を満たしている必要があります。
動作に必要な条件
・FileAudit サーバーとリモートマシンの双方で、同一のローカル管理者アカウントを使用していること
⇒スクリプト実行者のアカウントと、リモートマシン側で検知されたアカウントが、同じユーザー名・パスワードである必要があります。
・リモートマシンでリモートデスクトップサービスが有効であること
・ファイアウォールでリモートデスクトップおよびWindows リモート管理が許可されていること
・UACのリモート制限が無効になっていること(制限が有効の場合、ローカル管理者アカウントでは動作しません)
⇒設定箇所は以下を参照ください
レジストリ:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
項目名:LocalAccountTokenFilterPolicy
値:1(0が規定値で、制限が有効)